住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送している「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
3月18日(金)は、「子どもからの相談の対応方法に悩んでいる」というリスナーからのメッセージを紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
小学4年生の娘についての相談です。昨年秋ごろから、ある特定の女の子にいじわるをされたり、嫌味を言われたりするようになりました。その子とはもともと仲良しで、我が家にも遊びに来たことのある子の1人です。
娘は、ものすごくそのことについて悩んでいて、担任や学校カウンセラーにも相談し、担任といじわるをしてくる子、娘で話し合いをしたようですが解決しませんでした。
その後、ほぼ毎日帰宅後に、その日の出来事を私に話してくるのですが、短くても30分、長いときには1時間以上にもなるので、私自身、精神的にまいってきています。「お父さんにも話してみたら? 別の大人の意見も参考になるかも?」と言ってみたものの、父親にはまったく相談しません。
以前何かで「子どもからの相談は聞くだけでいい」と読んだことがあったので、聞くことに徹するようにはしていますが、「お母さんならどうする?」と聞かれると、思わず強い口調になってしまい、「その子とはできるだけ関わらないようにしたほうがいい」と言ってしまいます。
そこで、オーシャンヌ(番組リスナーの呼称)の皆さんにお伺いしたいのですが、子どもからの相談があった場合、親はどのように対応すればよいと思いますか?
また、この状況は、担任も知っていますが、新年度のクラス替えに向けて、その子と同じクラスにならないように、一言お願いしてもいいものでしょうか……? 夫にも話していますが、「放っておけばいい」と言って頼りになりません。皆さんのご意見をうかがえると嬉しいです(東京都・40代・女性・会社員)
ーー今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。
◆とにかく子どもの話を聞く、そばにいる
我が子も4年生のときに同じようなことがありました。子どもにどうすれば良いかと聞かれても、うまく答えられなかったので、私はとにかく子どもの話を聞いて、まずはそばにいることにしました。
仕事を休み、学校も休ませて、いろいろな所に出かけました。興味のあることをたくさんやらせて、我が子はダンスにはまりました。そこで学校も年齢も違う友達がたくさんできました。
その後、学年が変わり、その子とは別のクラスになりました。世界が広がったおかげで、身近ないろいろなことが気にならなくなりました。今では中学生。あの頃の悩みが嘘のように楽しく生きています。学校にクラスの相談はしたほうが良いと思いますよ?!(神奈川県・40代・女性・専門職/クリエイティブ職)
◆自分が“そういうときはどうしているか”を伝える
小2の娘がいます。「クラスの子に嫌なことをされた」などの話を聞いたら、私の場合は「無理して付き合うことはない」と伝えます。「お母さんも会社で苦手な人がいるけど、そういうときはどうしているか」を子どもに話しています。
・決して無視したり、いじわるをしない
・距離を取るようにする
・挨拶はきちんとする
クラスメイトだからといって、みんなと仲良くする必要はないと思っています。難しいですが、この気持ちをベースに子どもと話をしていますね(東京都・40代・女性・会社員)
◆学校に相談する前に、まずは子どもに確認する
いつもは番組を聴いて満足している「Blue Ocean」ですが、子どもがいる身として、少しでもお役に立てればと思い投稿しました。夫が中学校教師、私は元幼稚園教諭と、少し畑は違いますが、よくこのような相談を多方面から受けていました。
クラス替えに関してのご相談ですが、学校に言ってみるのがいいと思います。100%とはいきませんが、保護者からの訴えですので考慮はします。担任の先生が難しければ、学年主任でも、副校長でも、校長でも(校長は難しいかもしれませんが……)、学校に「相談したい」と伝えれば、時間は必ず取ってくれると思います。
ただ、お子さんは「あまり大ごとにしたくない……」と思っているかもしれないので、「お母さんはこうしてみようと思うんだけど、どう思う?」と一言、聞いてみたほうがいいかもしれません。子どもの世界も複雑ですし。新学期が笑顔で迎えられることを祈っています(東京都・40代・女性・パート/アルバイト)
◆「お母さんは味方だよ」と伝え続ける
クラスを変えてもらうことをお願いしてもいいと思います。こういうことは、この先もあって、解決できないこともあると思います。避けることで解決できるなら、それもありです。相手は変えられませんから。
1番大切なのは、お母さんが「自分の味方である」ということを伝え続けることだと思います。(これは私の場合ですが)大人になった子どもから、「お母さん、あのとき、こう言ってくれたよね」と子どもに言われ、「それがすごく支えになった」と言われました。
だから、正解などわからなくても支えまくる! お母さんの愛を受けて、しなやかな強さを持つお子さんに成長されると思います。つらいと思いますが、頑張ってください。お子さんとの信頼関係を育むチャンスでもあります。応援しています(神奈川県・50代・女性・専業主婦/主夫)
◆学校に手紙を出す
元教師です。担任、学年主任、副校長宛にお手紙を一通出されることをオススメします。違うクラスになるでしょう。「違うクラスにするなどご考慮ください」と丁重ながらハッキリとお伝えすると、学校との関係も壊れませんよ(Twitterより)
ーー番組の最後には、今回の相談者からの感謝のメッセージが届きました。
「たくさんの参考になるお話、ありがとうございました。今後は娘に寄り添い、娘の考えも尊重しながら、しっかりと支えていきたいと思います。クラス替えの件は、丁寧に学校へお願いしてみます。本当にありがとうございました」(東京都・40代・女性・会社員)
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聴取期限 2022年3月26日(土)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/