住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」(毎週月曜~木曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送している「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
3月11日(金)は、「新築戸建てを建てるにあたって間取りに悩んでいる」というリスナーからのメッセージを紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
我が家は今、新築戸建て購入を検討中です。希望の土地で売建物件(建売が立つ予定ですが、現段階ならある程度のオーダーができる物件)が見つかり、間取りを考えているのですが、お風呂と洗面所を2階にしたらどうなるのかが、あまり想像ができず迷っています。
実際にそうするとしたら、1階にも洗面所を付けるつもりです。お風呂と洗面所は1階にあるお宅がほとんどだと思いますが、朝起きて下に降りずに支度できるのはいいなぁとも思います。実際に、そのような間取りに住まわれている方々の経験談、ご意見をいただけたら嬉しいです(埼玉県・30代・女性・パート/アルバイト)
ーー今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。
◆水回りがすべて同じフロアにあるとラク!
我が家はリビングが2階にあるため、お風呂、洗面だけでなくキッチンも2階にあります。主婦としては、キッチンや水回りがすべて同じフロアにあると家事動線が少なくすみ本当にラクです。洗濯機も2階にあるので、洗濯してすぐに2階のベランダに干せますし。
ただ、お風呂を使用すると、1階の部屋にシャワーの音が聴こえます。それ以外は何の不自由も感じていませんが、主婦目線としては「水回りはすべて同じフロア」をおすすめしたいです。
また、コロナ禍で良かった点としては、先月息子がコロナ陽性になったのですが、1階と2階それぞれに洗面台とトイレをつけていたため、息子の部屋がある1階の水回りは息子以外は使用しないようにし、陰性の家族は2階で過ごすように徹底したところ、家庭内感染を防げました。あらためて夫と「それぞれに洗面台とトイレをつけて良かったねぇ」と自画自賛したくらいです。みなさまのご意見を参考に、素敵なお家ができるのがたのしみですね(東京都・40代・女性・専業主婦)
◆長い目で見てメンテナンスしやすい家にする
築30年の戸建てに住んでいます。まさに今、水周りの補修問題にぶち当たっています。2階に集中している水周りのどこかから水漏れが起きていて、給水管、給湯管、排水管すべてを交換することになりました。
今回、学んだことは「家を建てるとは、長い目で見てメンテナンスしやすい家にする」ということです。そして、水周りが2階にある場合、場合によっては水漏れすると1階に影響があることは念頭に置いておいたほうがいいと思います。我が家は、水周りの下がビルトインの駐車場だったのですが、それが「居室だったら……」と思うとゾッとします(千葉県・50代・女性・パート/アルバイト)
◆“2階のお風呂”はメリットがたくさん!?
我が家は2階がお風呂・洗面所です。よくInstagramなどで「お風呂に窓はいらない」という投稿を見ますが、お風呂が2階にあると外の目線が気にならないので、窓を開けて露天風呂気分でお風呂に入れます。また、お風呂の後に窓を開けると、カビがあまり生えません。
ただ、我が家の場合はリビングも2階なので、生活導線も良く不自由を感じていないのですが、実家はリビングと風呂が1階にあり、洗面所と寝室が2階なので、その行き来が大変。面倒に感じます。
お風呂に入ってすぐ自室に行くとか、すぐ寝るという生活リズムの人は2階のお風呂はオススメですが、リビングにいる時間が長い場合、リビングと同じ階にお風呂・洗面所があったほうがいいと思います(新潟県・40代・女性・パート/アルバイト)
◆ベランダでの洗濯物干しがラク
3年前に建売戸建てを購入しました。 水回りが2階にあります。手洗い・うがいのために、いちいち2階に行くのは正直手間ですが、2階のベランダで洗濯物を干すので、洗濯動線は最高です。
水回りが1階にある実家に住んでいたときは、重たい洗濯物を持って毎日階段を昇り降りするのがとても大変でした。それがなくなっただけでも、かなり快適に過ごせています。歳を取るほど、重たいものを持っての階段の上り下りは苦痛になっていきます。また、お風呂も2階なので“のぞき”などの心配もなく、そういった面でも安心して入浴できています(埼玉県・33代・女性・パート/アルバイト)
――また、番組には“内装のプロ”からのアドバイスも届きました。
◆リビングが何階かによる
内装リフォームを自営している者です。11年前、同じく都内で新築売り建ての戸建を購入しました。
間取りのお悩みですが、率直にいうと完全注文住宅と違い、恐らく売り建てでも設計側が仮で起こしている図面があると思います。大体のケースでは、その図面はベストプランです。
戸建はマンションと違い、構造上どうしても動かせない柱などがあります。逆に水回りの配管などは、ある程度自由にはなるのですが、決められた柱のスパンにうまくユニットバスや洗面所、トイレといったスペースをはめ込んでいくパズルのような作業になると思います。
設計側は、なるべくデッドスペースを作らないようにうまくやっているので、無理に間取りを変えようとすると結果的に失敗する可能性が高いです。
本題の水回り2階案ですが、まずリビングがどこにあるのかによると思います。都内の戸建は、1階部分が駐車スペースや玄関など(になることが多いため)直接の生活スペースの床面積は狭いです。よってリビングは2階になることが多いのですが、そこにお風呂を持ってくると、リビングが狭くなるだけではなく、風呂上がり直後にリビングに出てしまうことになり、来客時は面倒になります。
また、3階建の場合にリビングを3階すると、意外と階段の昇り降りがつらい。さらに、来客時に、お客さんが家中を通ってリビングに行くことになるので、これも気まずいです。
都内戸建は床面積が狭いので縦に伸びる造りになります。最終的には相談者様の生活に適応させることになると思いますが、大体の場合は水回りが1階にあって不便なことはないと思います。
1つアドバイスをするなら、冬場の戸建1階部分は予想以上に寒いということです。なので風呂場を1階にして風呂上がりに寒い思いをするのか、寝室を1階にして寝るときに寒い思いをするのか、どちらにするのかを気にしたほうがいいかもしれませんね(東京都・40代・男性・技能/作業職)
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聴取期限 2022年3月19日(土)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/