吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。今回の放送では、交通安全や科学を通して文化事業をすすめる会社「広報企画」小川眞美さんにお話を伺いました。
数字の代わりにさまざまな交通標識が並んだビンゴカード
大切なこととはわかっていても、全て覚えるのは難しい。それが、道路の交通標識ですよね。子どもたちに、楽しみながら学んでもらうことはできないだろうか? そんな想いから生まれたのが、交通標識学習の「ビンゴカード」です。
縦5列に横5列。通常のビンゴは、数字がランダムに並んでいますが、このビンゴカードには、数字の代わりにさまざまな「交通標識」が並んでいます。「交通標識学習ビンゴカード」を手がけたのは、名古屋市にある、交通安全や科学を通して文化事業をすすめる会社「広報企画」。ユニークな視点でイベントの企画をおこなっています。同社の小川眞美さんにお話を伺いました。
「標識ってすごくたくさんあるんです。そのうち絶対に知っておいてもらいたい、よく見る標識を70種類使って、それを組み合わせて、ビンゴカードを作りました。ちょっとゲーム性が高くなると、みなさん、一生懸命標識を見るんですね。子どもにしても大人にしても、こんなに標識を見たことがないっていうぐらい、楽しみながらやっていただけますね。」
テーマは、「楽しみながら交通安全」。教習所の試験にはたくさん出題されますが、ひとつひとつ頭に入れるのが大変な標識。面白い! と、楽しむことから入れば覚えやすいのでは、との思いから、イベントや自動車学校で活用されています。
テーマは「楽しみながら交通安全」。イベントや自動車学校などで活用されている
「たとえば、動物が飛び出してくる標識なども地方によって、タヌキだったり、猿だったりするんです。標識の面白さなんかも知ってもらえるんですよね。ビンゴで興味を持ってもらうことで、“ここにもこんな標識があったのか”というように、道端で見てもらうきっかけになればと思っています。」
「ビンゴ」という手段を通してゲーム性を高めることで、日ごろから標識を一生懸命見るようになり、いつの間にか覚えている……。
ゲームに参加して、楽しみながら、交通ルールも学べてしまうこのアイテムは、ちょっとした仲間内のイベントでも、盛り上がりそうですね。
<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/index.php