スピリチュアリストの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。5月8日(日)の放送では、リスナーから届いた「不思議な体験」を紹介しました。
江原啓之
◆贈った本を読まずに急逝した父…
父が逝きました。今年に入り、いきなり余命6ヵ月の宣告。しかし、その1ヶ月後に容体が急変して余命10日に……。余命宣告から1ヵ月10日で逝ってしまいました。
その余命宣告をされる2週間前、誰も父が癌におかされているとは知らずに、私は父に本を贈りました。江原さんの「あの世の歩き方」(小学館)です(笑)。自分は離婚してしまい(子どもおらず)後を継ぐ者がいないので、墓じまいの話が進んでいたのです。ご先祖の供養のあり方なども知ってもらいたく、この本を父に送りました。「時間ができたら読むよ……」と言っていましたが、自宅の机に残されたまま入院してしまい、あれよあれよとあっという間に、本に目を通すことなく逝ってしまったのです。代わりに「母に読んでみて……」と渡しました。
父に本を贈る前に、自分も買って読み始めましたが、まだまだ前半の数ページ……。いまから家族が読んで、亡くなった父に思いを伝えれば、父も“あの世”を迷わず歩けるでしょうか?
離婚した元妻が江原さんの本をよく読んでいました。自分は本が苦手で、江原さんのはDVDしか見たことありませんでしたが、今回は初めて自分で本を買いました。まさか“死”や“あの世”が、こんなすぐに身近なことになるとは思いませんでした。これも何かご縁というか、必然……だったのでしょうね。何かお言葉をください。
◆江原からの“ことば”
人って予感するのでしょうね。だから今まで本を買っていなかったのに、ふとその本を選んで買った。虫の知らせと一緒で、どこか予感があったのでしょう。この“知らせ”といのは、守護霊さんとかですね。
また、離婚されてしまったのかもしれないけれど、奥さんの影響もあったわけですよね。いろいろなつながりの中で、こういうことになったら、別れた奥さんもどこか気を揉むことがあるかもしれないけれど、義父さんにいいことができたのではないかな。
ちなみに、今まで気にならなかった本が、急に気になることってあるんです。本だけではなく、例えばラジオなどでも。今まであまり聴くことがなかったのに聴いてみたとか、曲もそうですよね。普段、聴かなかったのに、ふと聴いてみたら「いいことを言っているわ!」「胸に染みる……」などと感じることもあると思います。そこにはメッセージが宿っているんです。こういうことってあるのだなと思います。お父さんに贈った本は、ご自身が読むことで供養になりますからね。念で伝わるんです。一緒に読んでいる気持ちで、読んでみてくださいね。
◆江原啓之 今宵の格言
「人は誰もが自分のことを伝えたいものです」
「気持ちを受け入れたら、心が潤います」
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聴取期限 2022年5月16日(月)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
パーソナリティ:江原啓之
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/