吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。2月6日(土)の放送では、「上羽絵惣(うえばえそう)」店長の西村由美子さんに、「胡粉(ごふん)ネイル」についてお話を伺いました。
こだわりの詰まった「胡粉ネイル」
京都にある日本最古の日本画用絵具専門店、創業270年の「上羽絵惣」が、胡粉を使ったネイルカラーを開発しました。
気品漂う老舗ならではの佇まい
胡粉とは、ホタテの貝殻の粉末からつくられる顔料のことで、昔から日本画の白い絵具に使われている大切な素材です。
「胡粉ネイル」は、通気性があって乾きが早く、消毒用のアルコールで落とせる、爪にやさしい水溶性ネイル。
天然素材なのでマニキュア特有の刺激臭もなく、妊婦さんなど従来のマニキュアが使いにくい人でも安心して使えるのが特徴です。また、ホタテの貝殻に含まれる真珠層が、爪に美しいツヤを与える効果も期待できます。
ホタテの貝殻の粉末からつくられる「胡粉」
「絵具屋さんということで、“色を伝えたい”という思いがあったんですね。いろいろな色を取り扱っていますので、それをヒントにつくった『胡粉ネイル』は、和の色が多いんです」と西村さん。
「胡粉ネイル」の色は、全30色。真っ白な「胡粉」や、真紅が艶やかな「艶紅(つやべに)」、上品で深い緑色の「鶯緑(うぐいすみどり)」などの古典的な色をはじめ、パール調やパステル調に仕上げたカラーなど、バリエーション豊富なラインナップが自慢です。
豊富なカラーバリエーション
誰にでも使ってもらえる、人にやさしい商品にこだわり、これまで培ってきた色の文化を継承していきたいと語る西村さん。
「朝起きて、パッと目につくのは、いろいろな色ですよね。そのなかで、爪を小さなキャンバスとして捉えて、絵が描けない人でも、爪なら彩っていただけます。爪を彩ることで元気が出たり、楽しみだったり、よろこびだったり、それらが笑顔に変わることが私たちの励みになっています」
「胡粉ネイル」ならではの色合い
270年以上もの間、技術と伝統を守り抜いてきた、老舗店だからこそつくり出せるネイルカラー。色のチカラが、長いおうち時間を笑顔にしてくれそうですね。
<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/